2010年11月21日

KYOTO EXPERIMENT関連企画 GOLD SEES BLUE_KYOTO展

皆様、お手元にお持ちの方も多いと思いますが、あのシルバーの公式プログラム。

KYOTO EXPERIMENTでは開催に際して、より詳しくフェスティバルの全貌をお伝えし、また閉幕後には書籍のように手元に残るものをと公式プログラムを作成しました。

そのプログラムの中に掲載されているのが、今回の公式プログラムのための新作「GOLD SEES BLUE(KYOTO)」シリーズです。本作は、写真家・田中和人氏によるもので、京都の「ある場所」をモチーフとしています。“京都全体を舞台”としている本フェスティバルでは、劇場と劇場の移動の間にも美しい京都の風景を楽しむことができます。その道すがら、何気ない風景が作品にはおさめられています。

ただ、いつも目にしている日常と違うところが一点。
このシリーズの最大の特徴ともいえる、それはある風景が青や金の光に包まれていることです。青の燐光と表現すればよいのでしょうか。これには制作過程に秘密があります。11月19日に開催されたギャラリートークでは、その秘密を実際に作家が持ってきてくれました。

garely_talk.jpg

金箔が貼られたカメラレンズ。
それを手に展示会場のスポットライトを見ると…その光が青く見えたのです。ギャラリートークに参加している人たちも、一様に驚きの声をあげていました。
「金は青を見る」これは、シリーズのタイトル通りなのですが、実際に目の当りにすると不思議な感覚を覚えます。また、金箔が色セロハンなどと違い、部分的に厚い部分や薄い部分を持つことによって、いつも見えていた世界は抑揚を持ち、現実世界との距離を保ちます。

舞台芸術をもって京都に実験をしかける。KYOTO EXPERIMENTが見出そうとしている風景は人それぞれの抑揚あるリアルな作品体験によって、結果を導きだせるのかもしれません。展覧会は11月23日まで、青の燐光に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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KYOTO EXPERIMENT 関連企画
GOLD SEES BLUE_KYOTO展
青の燐光―ある場所、秘められた京都

出品作家
田中和人(たなかかずひと)

会期
2010.10.28[Thu]-11.23[Tue] 月曜休
11:00-19:00 ※最終日18:00まで

会場
Gallery PARC 〔グランマーブル ギャラリー・パルク〕

なお、会場では、KYOTO EXPERIMENT公式プログラム10演目の上演作品および過去作品ダイジェスト映像上映をご覧いただけます。

お問い合わせ
KYOTO EXPERIMENT事務局 
TEL 075-213-5839 (11:00-20:00)  E-MAIL info@kyoto-ex.jp
posted by KEX at 20:55| Comment(16) | スタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月19日

フェデリコ・レオンついに来日!

KYOTO EXPERIMENTもついに最終週に突入しました!
今週末も注目作が目白押しですのでお見逃しなく。

一昨日フェデリコ・レオンがついに来日しました!
はるばる地球の裏側からやって来た彼ら。さすがにその日はお疲れの様子でしたが、次の日には早速会場を入念にチェックするなど、初めての日本での公演に向けて意欲を見せています。

写真はフェスティバルのミーティングポイント“flowing KARASUMA”で夕食を取っている様子です(右から2人目がフェデリコ・レオン)。とてもリラックスしてまるで本当の家族のような雰囲気です。みなさんもflowing KARASUMAに行けば、彼らとばったり遭遇? するかもしれません。

CIMG1162.JPG

2年間かけて欧州など各地をツアーしてきた彼らですが、今回の日本での公演が最終公演の予定です。映像と舞台を巧みに組み合わせ、人生の時間について思いを馳せる本作。ぜひお見逃しなく。

勝冶真美

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フェデリコ・レオン『未来のわたし』
2010年11月21日(日)−23日(火・祝)@京都芸術センター 講堂

■詳しい情報・チケットのお申込は 
 KYOTO EXPERIMENT公式ウェブサイト  http://www.kyoto-ex.jp
posted by KEX at 03:15| Comment(0) | スタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月14日

KYOTO EXPEIMENT × 音楽

フェスティバル・ミーティングポイント〈flowing KARASUMA〉では、ブックフェアに加え、下記の3名の音楽家の作品を映像とともに紹介しています。
モニターとヘッドフォンで作品の視聴ができるほか、DVDも販売中。
この機会に、新しい音との出会いを体験してください。

CIMG0409.jpg

■宮木朝子(Asako Miyaki)
音楽家。Te Pito Records主宰。現代音楽の文脈からゆるやかに逸脱しつつ、デトロイト系電子音楽やエレクトロニカの影響の元に知覚横断的活動を行う。
映像ー香りー身体ー特異な場などと関係を結ぶ音響の存在とその空間展開、奄美群島の聖地におけるフィールドワークやサウンドインスタレーションなど、「透明な身体」と「多重露光された世界の断片」をキーワードに音響制作、立体音響空間展開などを行う。
器楽、声楽の電子変調、フィールドレコーディング素材、ノイズ、音響合成を融合させた作風は「 コンピューターを駆使して作られているにもかかわらず、機械的な匂いのしない音楽」「夢見る音響空間」「質感を感じさせる音響」「生と死の出会う場所のよ うな神秘的な世界、宇宙と交信あるいは深海へと潜りこむような感覚」などと評される。桐朋学園大学音楽学部作曲科、INA-GRM(フランス国営放送局内 音楽スタジオ)、IRCAM Academy d’eteなどにて作曲、電子音楽を学び国内外の音楽祭にて発表、国内外の賞に入選。ロンドン・ロイヤルフェスティヴァルホール、カイロ・オペラハウスな どにて委嘱作品が上演される。

NHK放送技術研究所22.2ch立体音響とスーパーハイヴィジョンのための音楽制作、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトの立体宇宙映像のための音楽音響を担当、現実音の電子加工や雅楽器を中心とした疾走感と浮遊感溢れる音が話題を呼ぶ。
(ハワイ島イミロア天文センター、日本科学未来館常設公開。Siggraph2007エレクトリック・シアター入選上映。)
→上映作品:『Virtual Resonance-sound image for 4D2U』


■及川潤耶(Junya Oikawa)
1983年、仙台市生まれ。
及川は、ピアノやギターなどの楽器を用いた音楽活動をしていたが、その後物音や身体から発せられる身近な音に興味をもつようになり、自身のリップノイズやささやき声などをもとに電子音楽の作曲を手掛け始めた。 その手法 は、対象音の構成要素を綿密に分析し、その内部にある微細な音響を有機的に拡張/伸縮させることで異質な音へと変容させるというものである。 及川は、音響を単に時間軸のみならず、三次元の空間に重層的に配置することで手に取れるような存在として体現する。視覚芸術とは異なり非物質で視覚や触覚を介した知覚が不可能ではあるが、確かにそこにある存在を具現化する及川の作品は、音楽というよりも音による絵画や彫刻と言えるだろう。 その体験は、空間内に響く音を聞き取るものではなく、空間そのものがひとつの身体として機能し、外部の音を聞き入れるような空間とのシンクロナイゼーションに観客を引き込む。
(高井康充)
主な活動歴:
2010 Tokyo Art Meeting "Transformation", 東京都現代美術館
2010 Sound Art Festival "Nuit Bleue 2010",フランス
2007 SFC Digital Art Awards "Digital Music 部門" 特別賞受賞
2006 第4回 国際電子音楽作曲コンクール"Metamorphoses2006"2位入賞及びCD出版,ベルギー。
→上映作品:『reminiscence』


■山下裕美
大阪芸術大学、音楽学科、音楽制作コース卒業。同大学にて電子音楽の作曲などについて学ぶ。現在、電子音楽の制作や鍵盤楽器の演奏、また即興インダストリアルユニット「キタゼ孵る是」、「TERRA」の一人としても活動中。
2008年から国際電子音響音楽フェスティバルAudio Art Circusに出演。
CCMC 2010入選。関西アクースマティック・アート・フェスティバル 2010出演。
→上映作品:『プロローグ-01』『スタティック』『パレード』

インターン:奥村里菜


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フェスティバル・ミーティングポイント
flowing KARASUMA http://www.flowing.co.jp/
阪急烏丸駅 市営地下鉄烏丸線 四条駅22番出口より烏丸通り北へ徒歩4分

営業時間
・LUNCH  11:30-15:00(L.O. 14:30)
・DINNER 月-土:18:00-23:30(Food L.O. 22:00 / Drink L.O. 22:30)
     日:18:00-23:00(Food L.O. 22:00 / Drink L.O. 22:30)
posted by KEX at 23:14| Comment(0) | スタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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